売掛債権担保融資は中小企業の味方

中小企業や個人事業主が売掛金や債権で事業資金を調達するには代表的な方法が二通りあり、ファクタリング会社に譲渡して現金化する方法と、売掛金や債権を担保に融資を受ける方法がよく利用されます。

売掛金などで融資を受ける方法は売掛債権担保融資、もしくはアセットベースドレンディングと呼ばれ、AssetBasedLendingの頭文字からABLとも表記される金銭消費貸借契約です。中小企業者庁では流動資産担保融資保証制度の一つとして定められているため、売掛債権担保融資は融資を受けたい中小企業に担保となる不動産がなかったり赤字や債務超過があっても、中小企業保護の観点から融資が受けられやすいというメリットがあります。

売掛金や債権に加えて工事請負代金や製造業の在庫、設備投資のように長期間にわたって減価償却していく経費も債権の一つとしてみなしている金融サービス会社もあり、中小企業や個人事業主にとって大変ありがたい資金調達方法です。

売掛債権担保融資の使い道は会社の運転資金の他、会社としての税金や社会保険料の支払い、従業員の給料や設備機器の修繕費、会社の水道光熱費や宣伝広告費など事業資金として認められる経費には自由に使えます。事務用品などの少額で細々した備品購入費などにも制限なく使えるのが、売掛債権担保融資の良いところです。売掛債権担保融資の返済は分割支払が可能で、万が一返済できない場合は売掛金から残額を回収されます。

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